ニキ美術館2009.8.31、惜しまれて閉館!!

2年前に81歳で死去したパルコ帝王「増田通二会長」とあったのは確か4年前にさかのぼります。

東京新聞出版局より元パルコ会長の自叙伝「開幕ベルはなった」のブックデザイン依頼がありました。デザインは全てスタッフにまかせ掲載する絵画や資料を撮影をするため自宅に作品を取りにいった時の話です。

練馬の閑静な住宅地で自宅側にNIKI館(現代を代表する女性彫刻家、ニキ・ド・サンファル)がありその中に通され、しばらくニキの話から増田さん個人の作品を見せていただき、楽しそうに語っていたことを思い浮かべます。
意気投合して、君は面白いねと言われた事は一寸うれしかったですね。

酒好きな話をしたら急に銀座にいこうと誘われたときはビックリしました。車なのでと丁重にことわりましたが、増田さんは銀座で飲むのがお好きなようでした。

また、NIKI館の真ん中にロングソファーがあることを伺ったら、増田さん個人のアトリエで女性を描く事がお好きで、にっこりとしていました。流通業界に君臨した増田経営哲学の話は聞く事はできませんでしたが増田さんの豪快さが伝わってきた時でした。

増田さんはニキ美術館を1994年に那須高原に設立しています。By竹田。

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