紙品質を支えているのは抄紙用網、知っていますか

実は2年前ですが、大手抄紙用網製造メーカーのビデオ制作した話をします。

紙とは、わたしたちの生活に欠かせない物。紙は古代パピルスの時代から大切な素材として、社会の発展と文化に貢献してきました。
この紙を生産する抄紙機に於いて、紙の品質を左右する最も重要な役割を果たしているのが、抄紙用網です。

日本フイルコンより抄紙用網の歴史そして製造工程のビデオ制作依頼でした。
内容は、紙・パルプ用の網であるブロンズワイヤー・ステンレスワイヤーを経て、現在主流となっているプラスチックワイヤーの他、あらゆる抄紙工程のニーズに対応する製品を、絶え間ない研究と技術開発により生産している姿を紹介しています。

担当者と何度も打合してシナリオ提案を繰り返し、決定したら撮影、編集と進み、最後に録音、特にナレーションについては、5か国(日・英・仏・スペイン・中国語版)制作のため一番苦労したのが、同じシーンに合わせて5つの言語を入れることでした。
日本語、英語、中国語は収まりが良いのですが、スペイン語、フランス語は文章量が多く、現場で翻訳変更を繰り返しナレーションや映像編集を行い無事終了しました。しかし、編集室で分かった事はスペイン語と中国語の台詞は、ナレーターの語りの早さに驚かされました。お国柄ですかね!!
By竹田

090717_01